2008年2月2日土曜日

2月5日弁論延期

2月5日に東京高裁にて予定されていた控訴審第4回口頭弁論は、延期となりました。3月~4月頃となる見込みです。日時が決まり次第お知らせいたしますので、昨日タスクンさんのお話を聞き、傍聴支援を予定されていたみなさんも、またどうぞよろしくお願いいたします!

2008年2月1日金曜日

フォト・アルバムvol.5

ICU大学生グループ"Love Walk"が「ジランちゃん一家を応援しよう!ベイクセール」(1/25)で販売していた手作りクッキー。あまりにかわいくおいしいので、一袋、ジランちゃんにも送り、食べてもらいました!

ICU大学での、「難民申請者の声を聞く会」(2/1)で、学生たちに話をするタスクンさん。祖国でのクルド人の状況、日本の入管収容所での体験など、ショッキングな内容もあり、学生たちは真剣に聞き入る。

「僕は3年しか学校行ってない。新聞や本で歴史や政治やいろんなこと勉強してきた。僕なんかがちゃんとした学校教育受けてたら、きっとこんな所ではなく、どこかの国の大統領かなんかになってみんなの前に出てきてたはずだよ。みなさんは、ちゃんとした教育を受けてきた若者。そういうみなさんが、僕らを凶悪犯罪者か動物のように扱う、こういう日本の現実をどう思うのか。どうしたいのか。色んな人に会い、色々経験し、考えていってください。」

2008年1月31日木曜日

クルド人難民申請者タスクンさんの声を聞く会

2月1日(金)、1時~2時半、ICU大学シーベリー・チャペルにて。大学宗務部主催。参加費無料。どうぞみなさん、タスクンさんの生の声を是非聞きにいらしてください!

2008年1月30日水曜日

広がっています、支援の輪!(女性編)

★昨年11月初旬に訪れ支援協力をお願いした武蔵野YWCA。ベルトランさん同様、子を持つ方たちも多く、深く共感してくださいました。「国際協力や外国人支援活動などやってきたが、在日難民のことは、まだあまり知られていない最先端の問題で、これからどんどん取り組む必要がある。応援します。」「YWCAメンバーだけでも、軽く100名くらいは署名集まりますよ!」などの大変温かい励ましをいただきました。★メガロス小金井のフラメンコグループのみなさん。老人施設等でのボランティア公演など精力的に行っていて、「大好きなフラメンコ・パワーで誰かを元気にしたい!」という情熱派。ジランちゃんのことも大変こころよく「私たちで何かお役に立てるなら喜んで・・・」と署名協力してくださいました。★3人のお子さんを持つお母さんMさん。お子さんを通じた広いネットワークを駆使して、お一人で130筆もの署名を集めてきてくださいました。ベルトランさんと同じ小さな子を持つお母さんとして、深い部分で共感され、他のたくさんのお母さん方に一生懸命にお伝えくださっていました。★学芸大に通う韓国からの留学生Nさん。同じ在日外国人としての共感や、国籍を超えた友好関係を広げたい思いもあったのでしょうか。忙しい大学での勉強の合間をぬって、裁判を傍聴支援くださったり、ご友人を中心にたくさん署名も集めてくださいました。★中学1年生のAちゃん。お母さんからジランちゃんの話を聞いて、「友達にも話して、署名してもらおう」と自分で決めて、行動しました。学校の親しいお友達に一人ひとり順番にお願いし、保護者の方にも伝えてもらってから協力してもらいました。色々難しいこともあったようですが、ベルトランさんからお礼のお手紙をもらい、「意味あることができたんだ」ととても喜んでいました。ジランちゃんたちだけでなく、まわりの大人たちにも勇気をくれた、Aちゃんの将来がとても楽しみです!

広がっています、支援の輪!(若者編)

昨年12月初旬、ICU大学のY先生のご紹介で、ユニセフの活動をしている学生グループ"ICU Love Walk"のみなさんと、指導にあたられている先生方の集まりに呼んでいただき、ジランちゃんのことをお話してきました。世界のさまざまな境遇の子どもたちが背負う、過酷な現実に対し、何か自分たちにできることをしよう!と普段から取り組んでいる方々だったので、在日難民申請者として助けを必要としているジランちゃん家族のことも、真剣に話を受け止めて、署名支援に対しても積極的な反応を示してくださいました。その後、とくに連絡を取り合うこともなかったのですが、先週1月25日にキャンパス中心部で、「ジランちゃん一家を応援しようベイク・セール」をするとの大変嬉しいお知らせをいただきました。当日出店場所では、学生さんたちが、寒空の下元気な呼び声を響かせて、心のこもった手作りお菓子を一生懸命に売っていました。中心となった学生さんは、「お話を聞いて、今ジランちゃんたちのために、自分たちにできることは何だろう?って考えて、ベイク・セールで支援金を作ること、買ってくれた人たちにこの問題についてチラシで伝えることを思いつきました。」と教えてくれました。若者たちの、しなやかな感性、優しさと情熱、さわやかな行動力に、深く感動し、元気をもらいました。おいしくてかわいらしいケーキやクッキーの詰め合わせ計60袋が、ランチタイムの間に飛ぶように売れ、完売しました。代表Sさんはじめ、ICU Love Walkのみなさん、先生方、セールを訪れてくださったみなさん、本当にどうもありがとうございます!