2007年11月3日土曜日

立教大学祭とGlobal Friends

今日のジランちゃん一家は、朝から夜まで東京をまたいで縦断往復しながら、忙しく過ごしました。午前から午後にかけて新座の立教大学祭の特設ブースにて、国際協力ボランティアの学生たちと一緒に、何百人もの人々と会って話をし、署名集めをしました。その後今度は川崎まで移動し、夕方から夜にかけてはNGOユース・フォーラムの会合にて、メンバーの皆さん向けに2時間あまりのプレゼンテーションを行いました。色々な所へ行ってたくさんの人に会い、思い出すのもつらい体験の数々も含めて、同じような話をし、質問もうけるのですから、心身ともにさぞ疲れるだろうなと、少し心配になります。タスクンさんもベルトランさんもいつも素敵な笑顔ですが、実は二人とも体の不調を抱えながらがんばっているようです。とくにタスクンさんは、最近気温が下がり雨も降ったりしたのでヘルニアが悪化し、脚の痛みが深刻そうです。そして、まだ幼いジランちゃんからは、そんな両親の一生懸命な様子を見て、自分なりにだんだんに何かを感じ取って、協力しようとしているかのような、健気な姿が見受けられます。そんな3人を見つめながら、何も悪いことをしていない人たちが、人間としてごく当たり前のこと:大切な家族と一緒に安心して平和に暮らすことが、当たり前にできる社会にしてゆけるように、できるだけのことをしようとあらためて強く思いました。「家に閉じこもっていたりすると、将来のことなどとても不安で暗い気持ちになってしまうけれど、こうして色々な所に呼んでいただいて、たくさんの人と会って話すと、元気が出て前向きになれるので、皆さんに大変感謝しています。」というベルトランさんの言葉に、こちらの方が大きな元気をもらえた気がしました。

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