12月9日提出の上申書に対し、法務省・入管からの返事がないまま、2月5日の弁論予定日は延期され、2月14日の仮放免更新も前回までと変わらず淡々と終わってしまいました。これをうけた2月17日の支援者会議で、今われわれにできることは何か?を話し合った結果、すでにあらゆる手段・方面に訴えてきたが、残るはジランちゃんの小学校の先生および友達・保護者への支援の依頼である、との結論に達しました。ベルトランさんによると、以前担任や校長先生に支援への協力をお願いしたことがあったが、あまり前向きな返事が得られなかったため、「学校関係の人たちにお願いするのは難しい」とあきらめていたとのこと。それでももう一度、学校でのジランちゃんをよく知る人たちに、彼女の置かれている状況を説明し、所属する学校や地域の支援の重要さを訴え、頼みの綱であることを分かってもらおうということになりました。
その後、ベルトランさんから紹介された、「一番仲良しのお母さん」Kさんと、何度か打ち合わせを重ねました。Kさんは、お子さんがジランちゃんと幼稚園の頃からのお友達で、親しいだけでなく、ジランちゃん一家の置かれている状況を大変よく理解し、深く共感してくださいました。そして、校長・担任および有力な役員のお母さん達に相談し、学校で支援活動できるようお願いすると言ってくださいました。数日後、Kさんからご報告があり、先生方は、「学校として支援協力するのは難しい」との立場を変えられないとのことでしたが、お母さん方は概ね協力的で、「ジランちゃんのために私たちにできるかぎりのことをやりましょう!」と動き出してくれたそうです。とはいえ、学校内での活動は許可がえられなかったため、3月5日放課後のPTA総会に出席のため来校する保護者たちに、校門前で封筒に入れたリーフレット・請願書・新聞記事・子ども用「ほうむだいじんへのてがみ」用紙・保護者宛同左依頼書を、配布する、という方法をとりました。この「ほうむだいじんへのてがみ」用紙は、ジランちゃん大好きの娘(6歳)が作成したものに、保護者への説明・依頼書を添付し、Kさんへ送付しました。Kさんの強いご希望で、書類は全て100部ずつコピーしてくださり、封筒もご提供くださいました。
多大なご尽力への感謝を伝えた私に、Kさんが言ってくださった言葉です:
「私たちは、ジランちゃんを助けようとしてはいるのだけれど、本当はそのことで、私たちのほうがとても大切なものを与えてもらっている気がします。」
Kさんは相当すごい人だ!と感心したのと同時に、こんなすごい”ママ友”をもつジランちゃんママのすごさに頭が下がりました・・・。
2008年3月20日木曜日
2008年2月15日金曜日
バレンタインデー入管出頭
昨日2月14日10時、タスクンさんベルトランさんは、仮放免更新のため東京入国管理局へ出頭しました。裁判長の示唆した「話し合い解決の勧め」を受け、何らかの前進が見られるのか否か・・・本人たちはもちろん、支援者たちも期待と不安でいっぱいでした。阿蘇代表と百人町教会のみなさん、河合塾コスモ卒業の大学生、先日のICU大学でのタスクンさんの話を聴き駆けつけた大学生、KAFINのOさんら計15名程が、応援のため同行しました。一同は、品川駅よりバスだったようですが、私たちは、りんかい線天王洲アイル駅より歩いて行きました。近づいてくると、倉庫群の間から濃い灰色のX形のビルが姿を現します。正面玄関前には、すでに出頭前のタスクンさんたちへのインタビューを済ませた、新聞・TV等のマスコミ6~7社が、待機していました。中へ入りエレベーターで6階へ上り、審判部門へ。ちょうど10時頃になっていました。タスクンさんらの姿が見当たらず、少し焦って廊下を右往左往していると、ドアガラス越しに見つけたのか、タスクンさんが部屋から出てきてくれました。すでに必要書類を提出し、審査結果を待っているところでした。表面上はいつもどおりの明るい笑顔のタスクンさん。そして、入れ替わりに出てきてくれたベルトランさんは、不安な日々を過ごし少し疲れた様子でした。12月9日に弁護団が上申書を提出して以来、2ヶ月以上入管からの回答が無いまま、どんな思いで過ごしたのでしょうか。そして10時20分頃、タスクンさんが呼ばれ、係員からいつもどおり2ヶ月の仮放免延長が告げられあっけなく終了。すぐにタスクンさんが携帯で濱野弁護士に報告。「今日何か前進があるかもと思ったが・・・」と落胆の本人・支援者たちに、「ちゃんと一歩ずつ進んでいるから大丈夫。」と濱野弁護士。エレベーターで1階ロビーに戻ると、待ち構えていた支援者たちに囲まれる。「せっかくみなさんに一緒に来ていただいたのに・・・」と涙ぐむベルトランさん。二人はひき続き、寒風の中建物外でのマスコミの撮影・取材に応じる。興味を持ってくれる記者も増えてきたようだが、ぜひとももっともっと多くの人々がこの問題に関心を持つよう、良質な記事や報道をと、切に願います。次回の口頭弁論が4月10日、その直後の4月14日が次回出頭日となりました。この期間、裁判長の事実上の和解勧告にも関わらず、入管が回答を引き延ばせば引き伸ばすほど、より多くの人々がジランちゃん一家に対して共感を寄せ、また我々が支援の輪をさらに大きく広げてゆくことになるのは、たしかです。今週末17日(日)、百人町教会にて、支援者会議を行います。みなさんぜひ、ご参加下さい。
2008年2月14日木曜日
2008年2月9日土曜日
2月14日入管出頭同行者募集!
タスクンさん・ベルトランさんは、2月14日(木)10:00、品川の東京入国管理局に、仮放免更新手続きのため出頭します。このときに、入管が11月8日の裁判における裁判長の事実上の和解勧告をうけ、何らかの前向きな処遇をするのか、あるいはそうでないのか。弁護団が12月19日提出の上申書に対し、無回答のままの入管のこの日の対応に、タスクンさんたちとともに支援者一同、しっかりと目を光らせ注目したいと思います。いずれにせよ、ジランちゃん一家にとって重要な日となるはずです。当日はぜひ、できるだけたくさんのみなさんに同行していただきたく、お願い申し上げます。タスクンさんたちと支援者は、9:30に東京入国管理局正門前に集合し、10:00前頃同局審査部門を訪れます。アクセスは、JR品川駅東口から都バス「東京入国管理局前」下車。または、東京モノレール「天王洲アイル」南口・りんかい線「天王洲アイル」A出口から徒歩15分。ご協力、よろしくお願いいたします!
2008年2月4日月曜日
2008年2月2日土曜日
2008年2月1日金曜日
フォト・アルバムvol.5
ICU大学生グループ"Love Walk"が「ジランちゃん一家を応援しよう!ベイクセール」(1/25)で販売していた手作りクッキー。あまりにかわいくおいしいので、一袋、ジランちゃんにも送り、食べてもらいました!
ICU大学での、「難民申請者の声を聞く会」(2/1)で、学生たちに話をするタスクンさん。祖国でのクルド人の状況、日本の入管収容所での体験など、ショッキングな内容もあり、学生たちは真剣に聞き入る。
「僕は3年しか学校行ってない。新聞や本で歴史や政治やいろんなこと勉強してきた。僕なんかがちゃんとした学校教育受けてたら、きっとこんな所ではなく、どこかの国の大統領かなんかになってみんなの前に出てきてたはずだよ。みなさんは、ちゃんとした教育を受けてきた若者。そういうみなさんが、僕らを凶悪犯罪者か動物のように扱う、こういう日本の現実をどう思うのか。どうしたいのか。色んな人に会い、色々経験し、考えていってください。」
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