2007年11月3日土曜日

立教大学祭とGlobal Friends

今日のジランちゃん一家は、朝から夜まで東京をまたいで縦断往復しながら、忙しく過ごしました。午前から午後にかけて新座の立教大学祭の特設ブースにて、国際協力ボランティアの学生たちと一緒に、何百人もの人々と会って話をし、署名集めをしました。その後今度は川崎まで移動し、夕方から夜にかけてはNGOユース・フォーラムの会合にて、メンバーの皆さん向けに2時間あまりのプレゼンテーションを行いました。色々な所へ行ってたくさんの人に会い、思い出すのもつらい体験の数々も含めて、同じような話をし、質問もうけるのですから、心身ともにさぞ疲れるだろうなと、少し心配になります。タスクンさんもベルトランさんもいつも素敵な笑顔ですが、実は二人とも体の不調を抱えながらがんばっているようです。とくにタスクンさんは、最近気温が下がり雨も降ったりしたのでヘルニアが悪化し、脚の痛みが深刻そうです。そして、まだ幼いジランちゃんからは、そんな両親の一生懸命な様子を見て、自分なりにだんだんに何かを感じ取って、協力しようとしているかのような、健気な姿が見受けられます。そんな3人を見つめながら、何も悪いことをしていない人たちが、人間としてごく当たり前のこと:大切な家族と一緒に安心して平和に暮らすことが、当たり前にできる社会にしてゆけるように、できるだけのことをしようとあらためて強く思いました。「家に閉じこもっていたりすると、将来のことなどとても不安で暗い気持ちになってしまうけれど、こうして色々な所に呼んでいただいて、たくさんの人と会って話すと、元気が出て前向きになれるので、皆さんに大変感謝しています。」というベルトランさんの言葉に、こちらの方が大きな元気をもらえた気がしました。

2007年11月2日金曜日

ラジオ番組「東京ラブレター」

10月15日に、東京神保町のOur Planet-TVにて収録、26日には神戸のFMわいわいより放送された、ラジオ番組「東京ラブレター」が、ウェブ上にアップされました。タスクンさんと阿蘇敏文代表が出演し、トルコにおけるクルド問題、日本における難民申請制度や入国管理局の現状、そしてジランちゃん一家の支援活動の経緯・今後の予定などについて、お話ししています。初めての方も、よく知っている方も、是非、タスクンさんの想い・願いがこもった貴重な生の声を、お聴きください。どうか、たくさんの皆さんに聴いていただき、そしてまた、そのまわりのたくさんの方々にご紹介し広めていっていただければ、幸いです。(上の"ラジオ番組「東京ラブレター」”の部分からOur Planet-TVのラジオ番組サイトに入り、お聴きいただけます!)